売れる販売員がやっている基本テクニック〜ありがとうの使い方
こんにちは! ジョビアです!
接客業をやっていると、お客様に「ありがとうございます」という場面が多いと思います。
そのため、つい「ありがとうございます」を作業のような感覚で使ってしまう事も多いのではないでしょうか?
実はこの「ありがとうございます」の使い方ひとつでお客様にとって接客の印象が変わってきてしまうのです。今回は売れる販売員が意識している「ありがとう」の使い方をご紹介しましょう。
「ありがとうございます」とお客様にただ言うだけではなく、何か一つ「ありがとう」と感謝した具体的なポイントを付け足してみてください。
例えば、新製品の試着後でしたら「新製品をご試着いただき、ありがとうございます」だったり、試着後にキレイにたたんで返却していただいた場合には「綺麗にたたんでいただきありがとうございます」と自分が感謝した具体的なポイントを「ありがとう」の前に付け足してあげるのです。
感謝する具体的なポイントは何でも構いません、多少不自然になってもいいので目の前でお客様がまさにやってくれた事に関して感謝を述べましょう。
なぜ具体的なポイントを付け加えるとよいのか?
それは「これはお客様だけに言っている感謝の気持ちです。マニュアルで言っているわけではありませんよ」と特別感を作り出すためです。ただ「ありがとう」と言うだけでは、あまり自分に言われている気がしません。
しかし、そこに具体的なポイントを付け足すことで「あっ、自分に対して『ありがとう』と言ってくれているのだ」と感じます。心理学的にも人間は特別扱いされることを好みます。「あなたにだけにお教えしますよ」と言われるとなんだか嬉しくなるのはこのためです。
また、これは少し応用編になりますが、以前商品を購入していただいたお客様や、何度も来店されている常連客の場合には「当店の商品を好きになっていただきありがとうございます」や「いつもお越しいただきありがとうございます」と言ってあげてください。そうすることで、「あっ、自分の事を覚えてくれているんだ。
そしてそれに感謝してもらえるんだ」とお客様は特別扱いされていると感じます。
それが購買やリピートに繋がってくるのです。
いかがでしたか?
ただ「ありがとう」の使い方を変えるだけで、お客様への印象は大きく変わってきます。ぜひ皆さんも明日からこの「ありがとう」の使い方を実践してみてくださいね。