あなたは大丈夫?アパレル販売員がつい語尾につけがちな「~ですけど」と「~ですが」
こんにちは、ジョビアアパレルブログ担当です。
先日、友人の家に遊びに行ったときのこと。
友人のこどものDくんはプチ反抗期真っ最中だそうで、友人の言う一言一言に「だって!」「でも!」と応戦(?)していました。
こどもだからことばのレパートリーが少ないので、言い返せなくなると「でもさぁ!だってさぁ!けどさぁ!でも、でも…」と、おおきな声でただえんえん繰り返すのです。
その必死さがもう最高におもしろく、そして最高にかわいらしかったです。
さて、そんなプチ反抗期的なことばも、ちいさなこどもがつかえば微笑ましくかわいらしいものですが、おとなが頻繁に使うとまさにこどもっぽく幼稚な印象をもたれてしまいます。
今回は、アパレル販売員でも意外と使ってしまっている人が多い「~ですけど」「~ですが」という、誤ったことば使いについてのお話です。
■説明や伝えたいことを「否定」してしまうことばなのでNG!
お客様「すいません、このパンツの1サイズ下ってありますか?」
販売員「はい、ございますけど」
一見、よくありがちな会話です。
わたし自身、プライベートでアパレルショップを利用する際によく耳にすることもあれば、実際に使われることも多々だったりします。
販売員さんはとくに意味はなく、なんとなくクセで使っている印象をうけますが「(です)けど」「(です)が」は本来否定語です。
上の会話だと「1サイズ下はある」という意味を否定…もしくは、あるもののなにか問題がある…というような意味にしてしまうのです。
■「ございます」「おすすめです」とハッキリ言い切りましょう!
「こちら、別カラーがございますけど」
「お客様にはこちらがおすすめですが」
ではなく、
「こちら、別カラーがございます」
「お客様にはこちらがおすすめです」
と、キッパリ言い切りましょう!
信頼度が増しますし、おすすめということやお客様にぜひ着ていただきたいという気持ちがよりつよく伝わります。
いかがでしたか?
「けど」「ですが」
口グセになってしまっていたり、照れ隠し的につかってしまっている販売員が意外と多いのはとても残念です。
否定的な意味だけでなく「それがどうしましたか?」「なにか問題でも?」といった挑発的なニュアンスも含むので、きょうからNGワードにしましょう。
じぶん自身気をつけるのはもちろん、周りでつかっている人がいたらそっと注意してあげてくださいね。