「雑誌掲載」「有名人愛用」といった情報をアパレル販売員がじょうずに活用するコツ!
こんにちは、ジョビアアパレルブログ担当です。
先日…
とある集まりで、初対面の人とふたりっきりになりました。
年齢が近い女性だったので、いま人気でわたしも夢中のドラマの話をふったら、
「…観てません」と、シーン。
「俳優の○○さんが出てるんですよー、視聴率もいいらしくて…」と簡単に説明しようとしたら、
「○○さん?知らないです、そういうのにうといので…」と、さらにシーン。
すかさず、その場の料理の話などに変えて盛りあがることができましたが「シーン」のときは、1秒が1時間くらいに感じましたね(笑)
さて、アパレル販売員のみなさん!
商品をおすすめするときに、
「雑誌に掲載されまして、お問い合わせが多いんです」
「モデルの○○さんもご愛用なんですよ」
というフレーズを使用すること、使用したことはありませんか?
わたしはプライベートでアパレルショップに行くと、このフレーズを言われたり、ほかのお客さまに言っているのを耳にすることがよくあります。
わたし自身は、「へー!そうなんだ!」「うんうん、知ってる!」と興味ぶかかったりしますが、興味がない人にとっては「ふーん…」「…で?それがなにか?」としらけてしまうことも…。
今回は、しらけることなく商品の話題性や人気をアピールするコツをご紹介します!
■「人気」「話題」=だれもが好き、興味があると思い込むのはNG!
雑誌や有名人の名前を出す場合…
お客さまがあいにく知らなかったり、場合によってはその雑誌のテイストや有名人をあまり好きでない場合もあります。
雑誌に掲載されたことや有名人が愛用していることを話題にしたい場合は、
「○○という雑誌をご存知ですか?」
「モデルで□□さんっていらっしゃいますよね?」
と、前置きをし、お客さまの反応をみてから決めるのが無難です。
ご存知なうえ、うなずきが多かったり、目がキラッとしたりと反応がよい場合は「○○に掲載されまして…」「□□さんがご愛用なんですよ」と、アピールしましょう。
ご存知ない場合、または反応が微妙(「あぁ~」と言ったきり視線をそらす、一瞬嫌そうな表情を浮かべる、など)な場合は、サラッと触れるだけにとどめ、話題を変えるようにしましょう。
■しらけない、気まずくならないコツは「身近な話題、共通の話題」へのスライド
とはいえ…
急に話題を変えるのは不自然ですから、
「雑誌を見て購入されたお客さまからの評判がとてもいいんですよ」
「わたしもあまりよくは知らないんですが、反響が多いんですよ」
など、身近に感じる話題(実際に購入されたお客さまの声、リアルな反響)にスライドしつつ話題を変えれば自然ですし、しらけることもお互い気まずくなることもありませんよ。
いかがでしたか?
有名雑誌や人気の有名人は影響力大です。
雑誌を愛読している人、有名人に憧れや好感をもっている人にとっては「掲載」「愛用」というのは魅力的なフレーズですが、逆の場合はまさに逆効果になってしまうことも…。
お客さまに気まずい思いをさせないよう、そしてじぶんもしないよう、様子をみながら慎重にアピールするようにしましょうね。