市川海老蔵展 横浜高島屋

こんにちは。ジョビアブログ担当です♪
本日は横浜高島屋8階のギャラリーで開催中の市川海老蔵展をご紹介します☆彡

会場は人人人の人だかり。さすがの人気です。
会場には実際に演舞で使用された衣装などが飾られています。

こちらは「暫」(しばらく)の鎌倉権五郎で着用した衣装。こちらの作品は、悪人が善人の命を奪おうとしていると、“しばらく!”とヒーローが登場して悪人をこらしめるお話です。歌舞伎ならではの色彩や華やかさを味わうことができる人気ある作品の一つです。
■ 衣裳:柿色の素袍(すおう)。素袍は武士の礼服。実物よりも袖を大きく作り、中に心棒を入れている。袖には市川家の三升紋。
■ 鬘(かつら):角前髪(すみまえがみ)つき五本車鬢(ごほんくるまびん)。前髪があるのは、元服(げんぷく)を行う前の少年を表します。
■ 力紙(ちからがみ):頭につけた白い紙。力強さを表す。
■ 筋隈(すじぐま):正義のヒーローを表す赤い隈取。血管や筋肉を強調。ちょうど上のチラシの写真がこの隈取ですね。
■ 大太刀(おおだち):刀の鍔(つば)は三升の形。
■ 仁王襷(におうだすき):背中の太い綱のようなもの。力強さを表します。

こちらは「鎌髭」(かまひげ)の悪七兵衛是清の衣装です。
こちらのお話は、鍛冶屋四郎兵衛(実は三保谷四郎)が修行者快哲(実は景清)の首を鎌で切ろうとするが景清は不死身で切れないと言う不思議な内容です 。
海老蔵さん曰く、「髭をあたるのにかこつけて鎌で首をかき切ろうとする敵に対し、景清は、負けた側が勝った側へ乗り込み、私は死なないぞ、どうだ、殺してみろと、遊び心を見せる。しかし、その心底には負けた者の悔しさがあり、それを露骨に出すのではなく、おおらかに表すのが『鎌髭』の魅力」だそうです。

こちらは「駄右衛門花御所異聞」(だえもんはなのごしょいぶん)で長男・堀越勸玄君が着た白狐の衣装です。
こちらの作品で海老蔵さんが演じたのは、悪人の日本駄右衛門、月本家の元家臣で善人の玉島幸兵衛、月本家の守り神である秋葉大権現の3役。勸玄君は秋葉大権現の使者である白狐として登場、史上最年少(4歳)での宙乗りにも挑みました。

こちらは「外郎売」(ういろううり)の曽我五郎と貴甘坊の衣装です。主人公の外郎売を海老蔵さんが、貴甘坊(きかんぼう)を堀越勸玄君が勤めました。
こちらのお話は、殺された父の敵を討とうとする曽我兄弟の敵・工藤祐経(くどうすけつね)が宴を開いていると、外郎売が貴甘坊とともにやってきて、薬の効能や由来を聞かせます(この部分を「言い立て」と呼びます)。実はこの外郎売の正体は、曽我兄弟の弟、曽我五郎。
「外郎売」に貴甘坊が登場するのは、海老蔵が七代目市川新之助を名乗り初舞台を踏んだとき(1985年)と同じ演出です。並んでいると勸玄君の小ささが際立ちますね。

海老蔵一家3人が出演した「牡丹花十一代」の衣装もありました。正式な役名付きで3人共演した初めての作品です。
こちらは舞踊演目で、十一代市川團十郎の生誕110年を記念して再構成されたもの。麗禾ちゃんは「手古舞(てこまい)」を、勸玄君は「鳶頭(とびがしら)」を演じました。

その他、「勧進帳」(かんじんちょう)の武蔵坊弁慶の衣装も素敵でしたよ。
まだまだ紹介しきれない魅力満載のギャラリーに是非お越しくださいね♪
~10月28日まで開催中☆~
#神奈川 #横浜 #高島屋 #ギャラリー #市川海老蔵展 #EBIZO #市川團十郎白猿 #襲名記念 #歌舞伎 #衣装 #隈取 #暫 #外郎売 #弁慶 #鎌髭 #ギャラリー #イベント #イベントスタッフ #短期 #催事 #アルバイト #接客 #受付 #JOBIA #ジョビア #スタッフ活躍中

一覧へ戻る