食品販売員は忙しいときほど「平常心」と「ていねいさ」を忘れずに!

食品販売の平常心

こんにちは、ジョビアフードブログ担当です!

先日、久々に居酒屋さんに行きました。

入店すると、「いらっしゃいませ!」ではなく、いきなり「ご予約のお客様ですか?」と聞かれました。

「いいえ、予約はしてませんが・・・」と口ごもると、「あ、大丈夫ですよ。お席ご案内します」とテーブル席へ。

少ししてわかったのですが、おおきな宴会が入っているらしく店長はじめ店員全員がかなりテンパっていたのです。

せわしない雰囲気でどうも落ち着かなかったので追加オーダーをせず、別のお店で飲みなおしたのですが、雰囲気や味がよいだけに残念でした。

さて、今回はそんな居酒屋さんのピーク時、イレギュラーな繁忙とも共通した

「多忙なときこそ気をつけたい接客」についてのお話です。

■多忙!トラブル発生!そんなときほど「平常心」を忘れずに

・ついさきほどまでガラガラだったのに急に混んで忙しくなる

・なぜか今日は朝から大忙し!客足が途絶える気配がない

・急な欠員があったりベテランが休憩中に限って、忙しくなったり難しい注文が入る

いずれも、食品販売員なら「あるある」とうなずくシチュエーションですよね?

急に忙しくなれば、だれでも焦ってしまうというものです。

そして、(手が回りきらないのをどうか理解していただきたい)と望んでしまいがちです。

しかし、お客様にしてみれば混雑時も平常時も求める品質、サービスは変わりません。

お店や個人の事情を持ちださず、甘えず、「平常心」をキープしましょう。

目の前のお客様にしっかり対応し、目の前の作業を着実にこなせば、必ず「波」はおさまります。

■混雑した店内、長い列でのストレスを溶かす一言「たいへんお待たせしました」

しかし、お客様の立場になると、混んでいる店内でゆっくり買いものができないストレスだったり、並んで注文やレジの順番を待つことでイライラを抱えてしまいやすいものです。

不満やクレームの原因になりやすいそのストレスやイライラを溶かすのは、

「たいへんお待たせいたしました」

この一言です。

この一言にこころがこもっているかどうかで、印象がかなり違います。

お客様の目を見て、(お待たせしてしまい申し訳ありませんでした)というきもちを込めることで、ピリピリとしがちなムードをほぐすことができます。

また、忙しいときは商品の扱い方もついスピード重視になり、お客様からするとやや雑に扱われているように感じ、ぞんざいな印象だったりします。

ストレスを感じているときほどちいさなことが気になったり不満に感じてしまうので、商品は常にていねいに扱うようにしましょう。

いかがでしたか?

急にお店が混む、忙しいうえに複雑な注文が入るといったシチュエーションを苦手だと感じる販売員は多いかもしれませんが、ある意味「腕の見せどころ」です。

どんなときも笑顔を絶やさず、臨機応変な接客ができれば、(こんなに忙しいのにすごいなぁ、プロだなぁ)とお客様も感心することうけあいです。

いつものあなたで大丈夫!

力まず、平常心で乗り切りましょう!

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