「親しみやすい食品販売員」と「馴れ馴れしい食品販売員」その決定的な違いとは?
こんにちは、ジョビアフードブログ担当です。
特大ボトルの柔軟剤や毎日欠かさず飲むミネラルウォーターなどは、お店で買うと重くて持ち帰りが大変なのでネットで買うようにしています。
届けてくれる配達員さんがいつも同じなのですが、サインをしている間「柔軟剤、これがお気に入りなんだね」とか「お水よく飲むの?」とかタメ口で話してくるのがちょっと苦手だったりします。
親しくないのでタメ口で話すのもためらいますし…
なんだか買った中身を見られている感じで、恥ずかしいんですよね。
きっとふかい意味はなく雑談感覚なんでしょうが、異性というのもあってちょっと抵抗感があります。
さて今回は、そんなわたしの抵抗感…というか違和感にも共通した「親しみやすい(気さく、フレンドリー)」と「馴れ馴れしい」の違いについてのお話です。
日々お客様と接し、話す機会が多い食品販売員がちょっぴり気をつけたい、お客様とのちょうどいい「距離感」について考えてみましょう!
■お客様がタメ口でも…食品販売員は基本敬語で!
こちらがニコニコ接客しても無愛想だったりスルー気味のお客様、けっこう多いのではないでしょうか?
(さみしいなぁ、もっとコミュニケーションがとれたらなぁ)
と思うあまり、逆に親しげに話しかけてくださるお客様や、お友達感覚で接してくれるお客様がいるとついうれしく、こちらも同じ調子で話したくなってしまうかもしれませんね。
でも、あくまで立場は販売員とお客様ですから、いくらお客様がフレンドリーでも基本敬語を守りましょう。
■お客様のプライバシーに踏み込む質問はしない
また、お客様のなかには「この仕事長いの?」「大変でしょう?」「どこに住んでるの?」などいろいろ質問をする人もいます。
常識の範囲内で感じよく答えたいものですが、逆にこちらからお客様のプライバシーに関する質問をするのは控えましょう。
お客様のこころやプライベートに踏み込みすぎれば、即「馴れ馴れしい販売員」になってしまいます。
場合によっては「非常識な販売員」になってしまうことも…。
いかがでしたか?
「馴れ馴れしいな」
「非常識だな」
そんな風に思われてしまったら…
その違和感、不快感を返上するのはまず不可能です。
ことば使いや発言には日々細心の注意を払うようにしましょう。
(敬語=よそよそしいのでは?)
と思われた人もいるかもしれませんが、それは絶対にありません。
なぜなら、笑顔で心のこもった敬語は親しみと尊敬、そして感謝をもっとも確実に伝えることができる「最強ツール」なのですから!