お客様が「買わなかった理由」を分析しましょう!
こんにちは、ジョビアアパレルブログ担当です!
毎日はやい時間に完売してしまうベーグル屋さんが近所にあります。
お店ができたばかりの頃食べてとてもおいしかったのでちょくちょく覗くのですが、いつも「本日完売」の看板がむなしく・・・。
でもついつい覗いてしまう、休日は早起きして開店直後に行ってしまうのは、あのおいしさの魔法です。
さて、アパレルショップには日々多くのお客様が来店されます。
わたしにとってのベーグル屋さんのように、ついつい足を運んでしまう、並んででも買いたいというお客様が多ければ多いほど魅力的なお店であるといえます。
お客様の目的はさまざまですが、ざっくりおおきくわけると「買ったお客様」「買わなかったお客様」に分けられます。
「買わなかったお客様」に目を向け、その理由を分析することでわかり役立つことがあります!
■目的がなくただの暇つぶし、ウィンドウショッピング
差し迫って必要なもの、とくに欲しいものがなくちょっと覗いてみただけというパターンですね。
心ゆくまでゆっくり見ていただけるよう、また初めてのお客様ならブランドのコンセプトや品揃え、お店の雰囲気を知っていただけるよう気を配りましょう。
試着や購入をゴリ押しせず、リラックスした雰囲気を心がけることで2度目、3度目の来店率があがります。
■欲しいものがなかった、条件に合わなかった
欲しい商品がなかった、イメージと違った、カラーやサイズが欠品もしくは売り切れだった、あいにく予算外だったなどがあります。
どれも致し方ない理由ですが、避けたいのはやはり欠品です。
ふだんから商品の動きをよく把握し、とくに売れ筋商品に関してはサイズ、カラーの欠品がないようにしましょう。
また、接客時の会話を増やすことでニーズ(デザイン、価格帯など)のヒアリングもできますね。お客様の声を多く吸いあげ、そして積極的に活かしていくことも大切です。
■不愉快な思いをしてしまった
店員同士の雑談、接客の際の態度、言葉づかいなどで不愉快な思いをすれば、お客様はすぐ帰ってしまいます。
お客様が違和感や不快感を抱いていないか、表情などに注意しながら接客をしましょう。
不愉快と感じたお客様は2度と足を運んでくれないどころか「あのお店でじつはこんな不愉快なことが・・・」と友人、知人に話しよくない評判が広がってしまうこともありますから、とくに気をつけたいものです。
いかがでしたか?
日々たくさんのお客様に接していると「買った」「買わなかった」だけで判断しがちですが、「なぜ買わなかった」のかがわかれば、ブランド、店舗、そしてじぶんの弱点がわかります。
改善することでよりよくなり、ひとりでも多くのお客様に「満足していただける=買っていただける」ようになりますから、ぜひ分析してみてくださいね!