ただ売るだけじゃつまらない!「スタイリスト的アパレル販売員」のすすめ
こんにちは、ジョビアアパレルブログ担当です
職業柄、ファッション誌チェックは欠かせません
毎月何冊も、すみずみまでチェックしていますが…
じつはじぶん自身のファッションの参考にしているのは、雑誌よりもスタイルブックだったりします
とくに参考になるのは人気スタイリストのスタイルブック
大草直子さんや亀恭子さんのブックは、大好きすぎてバイブルと化しています(笑
ファッションだけではなく、生活スタイルへのこだわりや仕事に対する姿勢などにもハッとさせられることが多いんですよ。
アパレル販売員のみなさん、おすすめのスタイルブックがありましたらぜひ教えてくださいね
さて、今回はわたしを含め多くの女性が憧れるスタイリストの要素を接客に活かすことで、「プラスルファの魅力をもったアパレル販売員になれる」というお話です
憧れられながら、楽しみながら仕事をしたいアパレル販売員必見ですよ
■お客さまの「オンリーワンの魅力」を見つけてあげましょう!
「じぶんのことをいちばんよく知っているのはじぶん」
という言葉がありますが、
「じぶんだけが知らないじぶん」
という言葉もあったりします。
むしろ、意外な魅力や新しいじぶんは、客観的に見たほうがよくわかるものです。
どこか自信なさげなお客さま
なにが似合うか、なにを着れば欠点がカバーできるかを分かりかねているお客さま
ワンパターンやマンネリに陥って、こころからファッションを楽しめていないお客さま
そんなお客さまに、よいところや似合うテイスト、取り入れるとイメージチェンジできるアイテムなどをそっと教えてあげると喜ばれたりショッピングを楽しんでいただけたり、頻繁に足を運んでいただけたりしますよ。
■「お客さま専属のスタイリスト」な気分で接客を!
気に入ったし、試着したらサイズも雰囲気もぴったりだった
でも…
なぜか購入を悩まれるお客さま、結構いらっしゃいますよね
予算オーバーやセール狙いが大半ですが、意外に多いのが「手持ちのアイテムと合うかどうか?」を悩むパターンです
そこで!
「お客さま専属スタイリスト兼販売員」の出番です(笑
ベロアのワイドパンツを手にとられたまま悩むお客さまに
「バルーンスリーブやワイドスリーブのゆったりニットと相性がいいですよ、ニットはどんなカラーをお持ちですか?」
と、おすすめしつつ聞いてみたり…
ファーコートを試着しているお客さまに、
「タイトやミニのスカートですとフェミニンになりすぎてしまうので、あえてダメージデニムやボーフレンドデニムをあわせるとヌケ感がでていいですよ。お持ちではございませんか?
というように具体的なアドバイスや質問を織り交ぜて再確認すると、お客さまのなかでイメージが膨らむため、悩む時間が減り即決しやすくなります。
いかがでしたか
(アパレル販売員の仕事は服を売ること…
(もっと売らなきゃ!とにかく売らなきゃ!
とだけ思ってしまっていれば&hellip
・つよいストレスやプレッシャーにな
・仕事を楽しんだり、工夫をする余裕がなくな
・必死すぎて怖くなる、悲壮感がでて近寄りにくくな
といったマイナス面が多くなってしまいます
ただ売るだけではなく
・じぶんのセンスを活かしたアドバイスができ
・幅広い年代の人と会話やコミュニケーションをたのしめ
・じぶん自身が多くの人のお手本や憧れになれ
と、視点を変えると仕事がだんぜんたのしく、やりがいあふれるものになります。
スタイリスト感覚をじょうずに取り入れた接客をぜひ、試してみてくださいね。