アパレルショップで使える 冬アウターが売れるディスプレイのコツ
こんにちは♪ジョビア アパレルブログ担当です!
比較的高単価な商材が稼働しやすい11月は、売り上げと客単価アップが見込める大切な時期。
それらのアイテムのなかでも、コートやブルゾンといったアウター類は秋冬シーズンのメイン商品となります。
そこで今回は、冬アウターを売り上げにつなげるために欠かせないディスプレイ方法やコツを解説します。
アシンメトリーで変化をつける
アウターニーズが高まる11~12月は、メインディスプレイにアウターを着せ込みます。
そして、2~3体のトルソー(マネキン)を使用しているところでは、なんらかの関連性をもたせることが大切。
トルソーが2体の場合、1体は通勤で使えるウール素材のロングコート、もう1体はカジュアルなブルゾンを着用させ、まずはレングス(着丈)で変化をつけた『アシンメトリー』を活用し、アウターの重さを払拭します。
関連性をもたせる
『関連性』は、アパレルショップのディスプレイを形成するうえで欠かせない技法のひとつで、色・柄・アイテム・テイスト・シチュエーションなどを連動させることをさします。
たとえば、1体がベージュのロングコート×イエローのニット×ブラウンのチェックスカート、もう1体はチェック柄のブルゾン×ホワイトのパーカー×クリームイエローのワイドパンツというように、カラーや柄を連動させながら異なるアイテムを着用させます。
このように、なんらかの関連性をもたせたディスプレイには統一感が生まれ、アイキャッチ効果も高めることができるのです。
アウターのみのディスプレイもあり!
お店で売り込みをかけたいアウターは、アウターのみを着用させたり前ボタンやファスナーを閉めた状態で使用することもあります。
この場合、マットな素材やシンプルなデザインはメリハリのないディスプレイになってしまうので、柄やデザインに特徴のある商品・ダウン・起毛素材・ファーなどが適しています。
さいごに
冬アウターのディスプレイは、高ニーズなベーシックデザインとトレンド感のあるタイプをミックスした見せ方もおすすめです。
これからはぜひ、このような技法を取り入れながらお客さまの興味を引くディスプレイづくりを行ってくださいね。