アパレル販売員が知っておきたい!ベロア、スエード、ファーの正しいお手入れ方法
こんにちは、ジョビアアパレルブログ担当です
休日に思い切って衣替えをしました
(短時間ではまず終わらないし、けっこう集中力と体力が要るので思い切らないとなかなかとりかかれないんですよね…
夏ものはぜんぶきれいに片付けて、秋ものでクローゼットを統一したら毎日の服選びがますますたのしくなりました
秋ものはウールやベロアやスエード、ファーなど温かみが特徴の素材が多いですが、まだ日中は長袖で厚めの素材では暑く感じたりしますよね
いまの時期でしたらスカートだったり、帽子や靴といった小物で取り入れるのが、わたしのお気に入り&おすすめだったりします
いましかできないおしゃれを思いっきりたのしみましょうね
さて、ベロア、スエード、ファーは今シーズン大流行&大注目の素材
さっそくコーデに取り入れている女性を街でも実によく見かけますが、間違ったお手入れでせっかくの素材の風合いや個性が残念な感じになっていることもちらほら…
そこで今回は、アパレル販売員だからこそちゃんと知っておきたい素材別お手入れ方法についてのお話です
■ベロアは裏返す→ネットinで光沢キープ!
ベロアは化繊で起毛しているので静電気が起きやすいため、ほこりや細かいゴミがつきやすい素材でもあります
洗濯機で洗えますが、毛羽落ちや糸抜けのあるタオルなどと洗うと繊維を吸着してしまうので分けて洗うようにしましょう
タオルなどとは完全に分けたうえで、裏返してから洗濯ネットに入れれば完璧です
洗濯ネットは種類がいろいろですが、目は細かければ細かい方がベロアの風合いをキープしてくれますよ。
■スエードは「こすらない、汚れをつけない」のが鉄則
スエードは本革のものと化繊のものでお手入れが若干違いますが、共通なのは洋服ブラシが必須という点です。
こまめに汚れを落としながら表面を整えることで風合いが保てますが、つよくこすったり汚れをとろうと水や洗剤を含ませるとシミになってしまうため絶対厳禁です。
毛足が長めの、かたすぎずやわらかめのブラシでやさしく撫でるようにお手入れしましょう。
お手入れあとに防水スプレーをかるくふっておくと、汚れやシミがつきにくくなってお手入れがうんと楽になりますよ
■ふわもこ感が命のファーは「水分」「摩擦」が大敵!
ふわふわ感、もこもこ感が女性らしさとかわいらしさを演出してくれるファーは、買ったときのベストな状態をいかにキープするかが命です
水分と摩擦にとても弱く、水分を含むとペタンとつぶれてしまったり摩擦で縮れてしまったりするので、こまめに水分をふき取りつつていねいに扱いましょう。
ドライヤーの弱風をやや離してあてると、すぐに乾くだけでなく摩擦もなくふんわり仕上がるのでおすすめです。
いかがでしたか
正しいお手入れ方法を知っておくと、お気に入りのアイテムを美しく長く着られるだけでなくお客さまから聞かれたときにスッと答えられるので、アパレル販売員としてとてもかっこいいというメリットがあります(笑
それぞれのお手入れ方法を、ぜひ覚えておいてくださいね