アパレル販売員ならぜひ考えてみたい「適切&効果的な声のトーン」とは?
こんにちは、ジョビアアパレルブログ担当です。
先日、ボーっとテレビを観ていたら…
いきなり音量が爆発的に大きくなり、心臓がとまるくらいドキッとしてしまいました。
わけがわからずうろたえ、主電源でテレビを切ったはいいものの、それからどうしていいかわからずしばし呆然。
とりあえずイヤホンを繋げ、音が出ない状態にしてから音量を通常までさげることで解決しましたが、よく見たら座っていたクッションにリモコンが挟まっていたんです。
おしりでリモコンを押していたんですね(笑)
こんなドジをする人はいないかもしれませんが、爆音は心臓にわるいだけでなく近所迷惑にもなってしまうので、くれぐれも気をつけてくださいね。
さて、アパレル販売員のみなさん。
「おおきな声」は、基本的によいものとされていますよね?
あいさつ、お礼、呼び込みなどは基本「おおきな声」ですることがよいとされています。
しかし、ただただおおきければよいというものではありません。
それこそ、至近距離で場違いなおおきい声を出せば、わたしのうっかりのように心臓がとまるくらいどきっとしてしまいかねません。
今回は、声の大小についてアパレル販売員のみなさんにお話ししつつ、いっしょに考えたいと思います。
■お客さまが近くにいるときは「語りかける」トーンで!
アパレルショップで買いものをしていて、急に横や背後から「いらっしゃいませー!」「おためしくださーい!」とおおきすぎる声がし、ビクッとした経験がある人は決して少なくないです。
お客さまを驚かせたり、ストレスを感じさせてしまってはアパレル販売員失格ですよね…。
声がおおきく元気がよいのは、とてもよいことです。
でも、お客さまがごく近くにいらっしゃるときは、まずそのお客さまに向けて語りかけるように声をだすようにしましょう。
お客さまを驚かせないため、というのはもちろんのこと、すぐ近くにいるのに遠くの人に言うようなトーンでは、お客さまが無視されたように感じてしまうのを防ぐ意味もあります。
■あえて「ちいさな声」をつかうのも上級アパレル販売員テクニック!
常連のお客さまへの接客、または「ここぞ」というときにこそ、あえて「ちいさな声」をつかうというテクニックもあります。
お得な情報、こっそり教えたい情報を、こっそり耳打ちするような感じで、あえてちいさめな声で伝えてみてください。
お客さまは、特別感を味わったり、
(誰もが知り得ないすごい情報が得られた!)
という、ちょっとした興奮を味わいます。
「こちら、ラスト一点です」
「ここだけの話、いちばん売れているカラーは…」
といった接客トークはナイショ話をするような雰囲気で、あえてちいさなトーンで伝えてみてくださいね。
いかがでしたか?
声は大きければ大きいほどいい、テンションが高ければいいのではない、ということがわかってもらえたらうれしいです。
いろんなお客さまがいて、いろんなシチュエーションがあります。
臨機応変に適切に、こころに届く「声」を発せるアパレル販売員になりましょうね。