デキるアパレル販売員が言わない2フレーズ「お似合いです」「おすすめです」
こんにちは、ジョビアアパレルブログ担当です。
家の近所の喫茶店で先輩とお茶をしていたら…
店長の奥さんに、「あっらぁ~!そういうこと?まぁ!お似合いじゃない!」と、思いっきり勘違いをされてしまいました(笑)
「違いますよ、彼氏じゃなく先輩です」と言っても、「いいからいいから、黙っておいてあげるから」と取り合ってくれず…。
言えば言うほどテンションがあがるので、もうそういうことにしておきました。
奥さんがおしゃべり好きなこと、噂話好きなことはわかっていたのでスタバかドトールにしておけばよかったです。
さて、アパレル販売員のみなさんも「お似合いです」というフレーズは日頃よくつかっていることでしょう。
ことばとして便利ですし、言われて嫌な気持ちになる人はまずいないのもあり多用していると思いますが、じつは印象も効果も薄いフレーズなため、いわゆる「デキるアパレル販売員」は、まずつかいません。
今回は定番フレーズに頼らず、お客さまのこころをガッチリつかむテクニックをこっそりご紹介します。
■意外に多い!「お似合いです」と言われるのが苦手なお客さま
さきほど、「お似合いです」と言われて嫌な気持ちになる人はまずいない」と言いましたが、嫌な気持ちにはならないにしても返答に困ってしまったり、(誰にでも言ってるんでしょ)と、しらけてしまうお客さまが意外に多いのです。
その理由は漠然としていることと、定番すぎること!
そこで、あえて「お似合いです」は封印し、
どこが?
どんな風に?
お客さまのどんな雰囲気やスタイルに「どう」似合っているのか?
以上をすかさず見つけ、具体的かつ感情豊かに褒めれば、「とてもよく似合っている」ということが伝わると同時に、お客さまの不安感やコンプレックスをそっと消すお手伝いもできてしまいます。
■超定番フレーズ「おすすめです」をつかわずにおすすめする方法とは?
「お似合いです」と同じくらいつかみどころがないフレーズ、
「おすすめです」
こちらは熱心にアプローチをしているつもりでも、(だから…なに?)(そういわれても…)と、困ったり苦手に感じるお客さまが、これまた意外に多いのです。
このフレーズも、「お似合いです」と同じく、
・商品の特長、お得感
・どんな年代、客層に人気があるか
・定番(飽きない、着回しが利く、長く着られる)or流行(取り入れるだけでグッとおしゃれにみえる、満足度が高い)
・そのお客さまにおすすめする「理由」
以上をしっかり伝えると、お客さまの反応ががらりと変わり、表情や反応が豊かでつよくなりますよ。
いかがでしたか?
誰にでもいえることば、便利なことばは「それなりの効果」しかありません。
お客さまひとりひとりに合わせた、オーダーメイドのフレーズを使いこなせるようになれば…
まず、接客がたのしくなる。
つぎに売り上げによい変化があらわれる。
さらに、お客さまの満足度&リピート率もあがってしまうという、憧れの「デキるアパレル販売員」になれますよ!