匂いも身だしなみのうち! 食品販売員が心がけておきたい匂いのマナーとは?
こんにちは! ジョビアです!
皆さんは日頃から自分の匂いに気をつけていますか?
食品売り場において、匂いは大切です。匂いがその食品の売上げを左右すると言っても過言ではありません。そのため、それを売る食品販売員もその匂いでいかにお客様の食欲を引き出すかが大切になってきます。ですから、食品販売員には普通の人とは少し違った匂いへの心がけが求められます。
今回は食品販売員になったら心がけておきたい匂いのマナーについてご紹介しましょう。
強い匂いの香水はNG!
食品販売員になったら心がけておきたい匂いのマナー、それが「強い匂いの香水はNG」です。
日頃から自分自身の匂いに気をつけている方ほど、香水を使っていることが多いと思います。確かに人間は季節を問わず汗をかきますし、体に垢もつきますから、普通の仕事であればそれはいいエチケットになるかもしれません。周りの方にも「いい匂いだなぁ」と思ってもらえるし、いい匂いがするというのは好印象にもつながります。
しかし、食品販売員にとって香水は逆効果です。もし仮に、デパ地下の唐揚げ売り場でお肉の香ばしい匂いと共にフローラル系の香水の匂いがしたら、皆さんはどう感じるでしょうか? せっかく香ばしいお肉によって出た食欲が、香水の匂いのせいでなくなってしまいませんか?
食品のいい匂いには、交感神経を静め、食欲を引き出す効果があります。つまり、食品売り場において匂いはその食品の広告塔であり、食品の匂いでお客様の食欲をどれだけそそれるかが食品売り場では大切なのです。
リサーチ会社のishareが2010年に男女のネットユーザー588名を対象に行った調査によると「購入する予定がなかったのに、匂いにそそられてつい食べ物を買ってしまった経験がある」と答えた人は全体で91.7%にもなるそうです。
それだけ、食品から出る匂いというものがお客様の食欲を引き出し、購買に繋がっているということなのです。
そのため、食品の匂いを邪魔しないためにも匂いのキツい香水は控えるようにしましょう。