商品を触る…店内で騒ぐ…お子さまへの接客で食品販売員が気をつけたいこととは?
こんにちは、ジョビアフードブログ担当です!
先日、電車に乗っていたときのことです。
途中の駅で、上は小学校の高学年くらい、下は幼稚園の年中さんくらいの男の子の兄弟が乗車しました。
お出かけでテンションがあがっているらしく、車内を走りまわったり、大声でふざけあったり…
わたしもやや気になりましたが、向かいに座っているおじいちゃんがジロリと睨んでいたり、隣に座っていたサラリーマンはしきりに咳払いをしたりため息をついていたりとイライラ感が伝わってきて車内はなんともピリピリしたムードでした。
兄弟たちはすぐ下車し車内は静かになったものの、こんなとき、まわりのおとなはこどもに対しどう接したらいいのか、どう接するべきか…やや考えてしまいましたね。
さて、公共の場所でこどもに話しかけたり注意したりするのは躊躇しますが、食品販売の仕事ではお子さま連れのお客様もあるため接する機会が比較的多かったりします。
親御さんが目を離したすきにお子さまがついいたずらをしてしまったり、店内で騒いでしまったり…といったことで困った経験はありませんか?
今回はそんなときに販売員がとりたい、かしこい対応についてのお話です。
■厳しすぎる口調やきつい表情はNG!常にやさしくていねいに
お子さまが商品やディスプレイを手で触ろうとしていて注意するとき…
気をつけたいのは、口調や表情がつい厳しく険しくなってしまうことです。
年齢にもよりますがこどもは良いこと、悪いことの判断がついていなかったり、いたずらもただの好奇心からだったりすることを理解し、まずはやさしく接したいものです。
直接、しかもはっきり注意すると他のお客様にも気づかれてしまいますし、注意されたお子さまでなく親御さんも恥ずかしかったりするので、親御さんに「申し訳ございませんが…」と前置きしてからこっそり注意し、気をつけてもらうのがスマートです。
■お子さまを退屈させない雰囲気、トークも必要!
思い出してみてください…
こどもの頃、親が買いものに時間がかかったり、偶然知り合いに会って立ち話がはじまったりすると時間が長く感じたり、退屈でたまらなくなったりしませんでしたか?
そもそも、おとなの買いものが終わるのをこどもがじっと待っている、ということ自体かなり難しいことだったりします。
接客の際は親御さんだけでなくお子さまにも話しかけたり、手が空いていれば少し相手をしてあげるといったちょっとした気遣いも大事です!
いかがでしたか?
お子さまへのちょっとした気遣いで親御さんもうんと買いものがしやすくなり、リピーターになってくれるという嬉しい効果もあったりします。
そして、お子さまと気持ちがいちど通じてしまえば、いけないことをしたときに「こら~、ダメだよ!」と気軽に注意することもできますよね?
年齢関係なくすべてのお客さまに笑顔とやさしさ、そしておもてなしのこころをもって接したいものです。