売れる販売員がやっている基本テクニック〜上手な褒め方
こんにちは! ジョビアです!
接客中にお客様の服装や小物を「そのアクセサリー可愛いですね」「そのバックとってもお似合いですよ」とお客様を褒めている方は多いと思います。
しかし、中には褒められることが苦手な方もいらっしゃいます。褒めると逆に気を悪くされる方もいらっしゃいますから、褒める時には意外と注意が必要です。かといって、お客様一人一人を「褒められるのが嬉しい人か?」「褒められるのが苦手な人か?」正確に見極めることは不可能に近いと思います。
どうせなら褒められるのが嬉しいと感じる人にも、苦手だと感じる人にも喜んでもらえる褒め方を身につけたいですよね。
今回はそんなお客様の上手な褒め方についてご紹介しましょう。
上手な褒め方をご紹介する前に「褒められる事が苦手な方は何が苦手なのか?」について考えてみましょう。
褒められる事が苦手な方はほとんどの場合、販売員がお世辞で言っている、または無理矢理言っていると感じてしまうため、あまりいい気持ちがしないのです。
例えば「お客様の今日のお洋服、よく似合ってらっしゃいますね」と褒められても「そんな心にも思ってない事を・・・」と販売員の褒め言葉の裏を考えてしまい、素直に喜ぶことができないのです。
では、このような方にも嬉しいと思って頂ける上手な褒め方とはどのようなものなのでしょうか?
それは、より具体的にお客様を褒めることです。
例えば「その鞄可愛いですね」と褒める場合「鞄のどんなところが可愛いと思ったのか?」具体的な箇所をつけて褒めてみてください。
「その鞄、花柄の刺繍がついていてとっても可愛いですね」といった具合です。
具体的に褒めることはそのお客様を注意深く観察していない限り出来ないことです。そのためそのひと手間がお世辞っぽさを無くしてくれます。
「綺麗ですね」「可愛いですね」という褒め言葉は、極端に言えばお客様を見なくても言えてしまいますが「その鞄、花柄の刺繍がついていてとっても可愛いですね」という褒め言葉は、お客様をしっかり見ていない限り言う事ができません。
その一手間がお世辞っぽさを無くし、褒められることが苦手なお客様にも「あぁ、この人は本当に可愛いと思って褒めてくれているのかもしれない」と思ってもらえるようになるのです。
いかがでしたか?
お客様を褒めることはアパレル販売員にとって大事なスキルです。褒められる事が苦手な人にも喜んでもらえるように、これからは「お客様を観察する」手間を惜しまず、具体的に褒めることを心がけてみてくださいね。