知っているだけでファッション販売の提案力&説得力がUPする!「骨格診断」とは?
こんにちは、ジョビアアパレルブログ担当です!
仕事柄、よく友人にファッションのアドバイスを求められたりします。
流行や売れ筋について聞かれることも多かったり。
経験が役だつ、そして信頼してもらえているのがうれしく、じぶんの服やコーデを選ぶときよりもついつい、そしてかなり真剣になっちゃったりします。
さて、同じアイテムやコーデでも似合う、似合わないがあるのは体型だったり雰囲気だったりしますが、じつは「骨格」がおおきく関わっているのをご存知ですか?
身長や体型(太、細)ではなくからだのパーツやバランスの特徴から分けられる「骨格診断」について、今回はわかりやすくご紹介します。
■厚みがあり立体的【ストレートタイプ】
・バスト、ヒップが立体的
・腰の位置が高い、張っている
・ほどよく筋肉がついている
・お腹部分がややふっくらしていて、ゆったりしたデザインだと太って見えやすい
ストレートタイプはシンプル、ベーシックなスタイルが似合います。
胸元はすっきりが基本、フリルやギャザーのないUネックやVネックが合います。
がっしりして見えがちな二の腕や太もも、ひざを適度に隠しカバーすると、メリハリのあるスタイルがひきたちます。
似合うのはハリのある素材のカチッとしたデザイン、たとえばジャケット+タイトスカートやパンツスーツなどのきれいめコーデです。
逆に、うすくてやわらかい素材、リネンやコットンガーゼなどのしわが目立つ素材はスタイルのよさが活かされないため、ナチュラル系はやや不向きです。
■華奢で全体的に薄めな【ウェーブタイプ】
・バストがちいさめ、横から見たときに胸部が薄い
・全体的に華奢、首が細く鎖骨が目立つ
・ウエストのラインが長い
・バスト、ヒップの位置が低め
ウェーブタイプが似合うのは、ずばり!フェミニンなスタイルです。
いわゆる「女性らしい」体型で、フリルやリボンも浮くことなくしっくり似合います。
シフォンやレースといったやわらかい素材、透け感がありふわっとしたデザインのアイテムがコスプレ風ではなくしぜんに馴染むのも特長。
ギャザーたっぷりのワンピース、フリルのあるブラウス+マーメイド、バルーンスカートが馴染みます。
逆に、かっちりしたコーデやメンズライクアイテムは印象がボヤけます。
■骨格がおおきく無駄のない【ナチュラルタイプ】
・骨太で全体的にしっかりした体型
・余分な脂肪がついていない
・身長や体格のわりに手足が大きい
・腰の位置は低くはないものの、ヒップは比較的平ら
ナチュラルタイプはタイプ名通り「ナチュラル」なスタイルが似合います。
ナチュラルテイスト、ナチュラル素材(コットン、リネンなど)で、ゆったりとしたカジュアルな雰囲気のデザインをルーズ感なくラフに着こなせます。
あえてワンサイズおおきめを選んでゆったりラフに着崩したり、ざっくり羽織ったスタイルが決まるのも持ち味です。
テイスト的には大人カジュアル、モード系やエスニック系。
中途半端な丈(七分袖のトップス、半端丈パンツ、ミモレ丈のスカートなど)よりも、長袖、フルレングスのパンツやスカートがバランスよく、雰囲気にも合います。
骨格診断、いかがでしたか?
もちろんお客様の趣味、好みが大事ですが、じぶんに似合うものがわからないと悩んでいるお客様、いろんなテイストにチャレンジしてみたいと意欲的なお客様、あたらしい自分を発見したいと思っているお客様へのアドバイスなどに活用することで提案力や説得力が増します。
骨格診断については本も多数ありますし、講座なども定期的に開かれています。
「もっと知りたい!」と興味をもたれたら、ぜひ学んでみてくださいね!