繁忙期もこわくない!食品販売員にありがちな「クセ」を直しスムーズ接客を!
こんにちは、ジョビアフードブログ担当です
しゃべり始めに必ず、
「でも」
を、つけるのが口グセの友人がいます
話しているときは、なぜかあまり気にならなかったりするのですが、うれしい報告をしたときや、たのしい話をしたときに「でも、よかったよね」「でもホント笑えるね」と言うときは、やや気になります
肯定?否定?どっち??みたいな(笑
あるとき、「ほんと『でも』が口グセだよねー」と教えたら「え!うそ?」と、すごくびっくりしていました
クセはじぶんではわからないだけに、ときに恥ずかしかったり不便だったり…
そして、直すのが難しいという、なかなかやっかいなものですね
さて、食品販売員のみなさん
これから年末にかけては、どんどん忙しくなりますよね。
まず、11月は連休があります
旅行シーズンでもあるのでお土産や手土産の需要も増えるため、てきぱきながらミスのない作業、テンポのよい接客や会話が、いかにお客さまをお待たせせず、きもちよくお買いものをしていただけるかのカギになります
今回は、食品販売員にありがちな「クセ」を直し、よりスピーディーかつ細やかに動くコツについてのお話です
■ありがちな「沈黙」を短くすることで接客時間短縮!お客さまも笑顔に!
お客さまがショーケースや陳列台の前でじーっと考え込まれている
その真正面、もしくはそばで食品販売員が「いらっしゃいませ」と言ったきりじっと待機している。
食品販売あるある、ですよね(笑
考え込んでいる、悩んでいる、迷われている…
ということは、なにか「お困りなこと」がある場合がほとんどです
お客さまの視線の先がどこにあるかで、どの商品が気になっているのかがわかります
そして、表情やしぐさで感情がわかります
でも、「お困りごと」は聞かないとわかりません
そこでまず、お客さまの目線の先の商品をチェックしたら
「こちらの商品は12個入と20個入がございます。季節限定商品との詰め合わせもございますよ!
と、お声がけをしてみましょう
すると
「うーん。進物用なんだけどね、これのほかに人気なのってある?
「あら、そうなの?15個入はないのよね…
などと、お客さまの方からお困りごとを話してくださることがほとんどです
無駄な沈黙タイムをなくすことで、ひとりでも多くのお客さまにより満足していただける接客が可能になりますよ
■語尾を「か?」ではなく「ね?」に変えると会話がスムーズに
「(いつも領収書をお渡しするお客さまに)領収書はご入用ですか?
「(商品の個数に応じてお付けするスプーンなどを)こちらにお入れしてよろしいですか?
「こちら、おまとめいたしましょうか?
と、たずねて確認をすること、多いですよね
一見とてもていねいですが、あえてテンポアップを目指してみましょう!
お客さまが「はい」「じゃあお願い」と答えられるのがわかっている場合には、
「いつもありがとうございます、領収書をお出ししますね」
「スプーンはこちらにお入れしておきますね」
「雨が降っていますから、おまとめいたしますね」
と言い換えてみると、「よろしく」「ありがとう」とやりとりが簡潔になります
よって作業もスピーディーになりますね。
※もちろん、シチュエーションやお客さまによっての使い分けも大事です
いかがでしたか
ありがちな「遠慮しすぎの接客」「まわりくどい言いわし」は、お客さまからみてあまりいい印象でない場合があります
今回ご紹介したコツはいずれも無意味なやりとりや、無駄な時間がなくなるのでスピーディー!
さらに、(気が利いてるなぁ)と好感ももっていただけますよ。