色落ちや縮み、型崩れを防ぐ!アパレル販売員が改めて知っておきたい「取扱い絵表示」

こんにちは、ジョビアアパレルブログ担当です。

お洗濯がすきです。

汚れていた服がきれいになり、タオルがふかふかでよい香りになるのがもうきもちよすぎて。

ふだんはもっぱら部屋干しですが、休日外干しをしたときに風ではためく洗濯物をみると、しあわせでたまりません。

ただ、洗うのと(といっても洗うのは洗濯機、わたしはグルグルまわるのを見ているだけですが…)、干すのと取り込むのはだいすきなのですが、畳むのがやや億劫だったりして(笑)

ついつい後回しにし、寝る前に慌てて畳んだりするのはやっぱりいけないなぁと自己反省です。

さて、今回は洗濯に関連した「取扱い絵表示(洗濯表示)」についてのお話です。

服に必ずついているタグにはサイズ、素材、生産国といった情報が記載されていますが、意外と見落としがちなものに洗濯についての表示があります。

アパレル販売員のみなさんは意味をご存じだと思いますが、お客さまはほとんどチェックしてなかったり、見ても意味がわからなかったりして誤った洗濯方法をしていることも多いもの!

表示の見方、大切さについて改めて解説していきます。

■マークの見方、そして「とくに気をつけるべきこと」は?

基本中の基本が「桶」のマークです。

(中に30~90の数字が入っており、波打っている水の線のあるマーク)

これは「洗濯機で洗える」ということを表し、数字は限度となる洗濯液の温度を示しています。

「30」であれば30℃が限度、これより高いと縮みや型崩れの原因になるので必ず守ることが大事です。

桶の中が数字ではなく手のイラストの場合は洗濯機ではなく手洗い、桶ではなく○印の場合はドライクリーニング対応の素材です。

桶もしくは○に「×」がかかっていれば、「洗濯機(もしくはドライクリーニング)不可」を表します。

ドライクリーニングで洗うべきものを洗濯機で洗うと、激しく色落ちしほかの洗濯ものに色移りしてしまったり…

激しい縮みや変形の原因になるので要注意です。

■お客さまにたずねられた場合…「すばやく、わかりやすく伝える」ことが大事!

アパレル販売員のみなさんのほとんどが、取扱い絵表示を理解しているはずです。

しかし、お客さまに「洗濯機で洗えるの?」「お手入れ方法は?」とたずねられた際にサッと、わかりやすく説明できるかというと、なかなか難しかったりするのではないでしょうか?

わからない表示があって、もたついてしまうとちょっと格好悪いもの…

お客さまに正しい洗濯方法、お手入れ(干し方、アイロンのかけかた、注意点など)をわかりやすく伝えるためにも、売れ筋や定番のアイテムを中心に、取扱い絵表示は必ずチェックし、インプットしておくようにしましょう!

いかがでしたか?

お客さまによってライフスタイルはさまざまです。

洗濯やお手入れに時間がかけられる人もいれば、忙しくて手軽に手早く済ませたいという人もいます。

「洗濯機で洗えるのでお手入れがラクですよ」

というフレーズが決め手になることもあるので、ぜひこの機会にしっかり熟知するようにしましょうね。

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