試食販売員は「目」と「手」の位置をお客様に合わせましょう
こんにちは、ジョビアフードブログ担当です!
試食販売員をしていてうれしいときはどんなときですか?
わたしはお客様に「おいしい!」と言ってもらえたとき、店舗の担当者様に「ありがとう、お疲れ様!」と労っていただけたときです。
上手くいかないとき、失敗して落ち込んでしまうときももちろんあります。
でもそれは、どんな仕事をしていても避けて通れないこと…
試食販売員はそれ以上に感動やよろこび、達成感があるので、これからもがんばって続けたいですし、続けるために日々学び成長していきたいです。
さて、今回は試食販売の仕事でわたしが学び、実践しているテクについてです。
そしてただふつうにおすすめするだけでは手にとってもらえない試食品、商品を確実にお客様の手に届けるコツを2つ紹介します!
■赤ちゃん、こども、年配の方…すべてのお客様に「目線」を合わせる
食品売り場は、さまざまなお客様が利用されます。
年代、職業、目的はもちろん、体型もじつにさまざま。
赤ちゃんやこども、年配の方は背が低いことがほとんどですよね?
お声がけするときや試食や商品をおすすめする際、もしじぶんより低い場合は、かるくからだをかがめたり(わざとらしくならないよう注意!)、なにか手元の作業をするフリをして、お客様の目線とじぶんの目線の位置を自然に合わせると安心感を与えるのと同時にコミュニケーションがスムーズになります。
とくに赤ちゃんやこどもは、上から覗き込む風だと顔に影ができてしまったり、威圧感を与えてこわがられてしまったりします。
話しかけるときはかがんで、目線を合わせるようにしましょう。
■試食や商品をおすすめするときはお客様の手の位置に差し出す
「ぜひどうぞ」「商品はこちらです」と言いながら、口だけだったり…
じぶんでは積極的にすすめているのに、なぜか手にとってもらえない…
そんなこともあるのではないでしょうか?
ズバッと言うと、どちらもかなり「損」です。
試食はできる限りお客様に手渡ししましょう。
その際、遠慮がちだとお客様も遠慮してしまいますから、なるべくお客様の手の近くにスッと差し出すようにします。
(そこまで言うなら、こんなにすすめるなら、どれどれ…)
と思ってもらえたらしめたもの、お客様のメンツもたちますよね?
お客様は試食して味が気に入ると、必ずジッと商品を見ます。
そこで商品をサッと取り、試食同様お客様の手の近くに差し出しながら「よく売れていますよ」「本日お買い得になっていますよ」などアプローチすると「じゃあ…ひとつもらおうかしら」となりやすいです。
いかがでしたか?
どちらもテクやコツといえないほどかんたんなことですね。
でも、このかんたんなことができるかどうかで試食数、販売数がおおきく違ってくるのです。
お客様のひとりひとりと目線、手の位置を合わせることで、人と人として「心」を合わせることができますよ。