食品販売員は「パーソナルスペース」を守ってお客さまとのよい距離を保ちましょう!

こんにちは、ジョビアフードブログ担当です。

レジに並んでいたときのこと…

後ろからなにかがゴツゴツ当たるので振り返ったら、年配の女性が押す買いものカートでした。

少し前に出てよけて一件落着!

…のはずが、さらに詰められてしまい、またゴツゴツ(笑)

カートと前の人に挟まれて身動きもとれず、数十秒が永遠に感じてしまいました。

食品販売員のみなさんも似たような経験があるのではないでしょうか?

例えば電車。

満員なのと空いているのとではストレスと疲れの度合いが違います。

また、店内やレジが大混雑していればお客さまはイライラしたり、笑顔が少なくなってしまいますし、じぶんも然りだったりします。

これは、適切な距離感が保てているかどうかによるものです。

今回は知っておくだけでお客さまへのアプローチがスムーズになる、「パーソナルスペース」についてのお話です。

■「パーソナルスペース」は4種類!お客さまにとって居心地のよい距離感は?

パーソナルスペースとは、「お互いの関係によって近づける距離、逆に近づいて欲しくない距離」のことです。

あなたはお客さまと接するとき、どれくらいの距離を保つようにしていますか?

近ければ近いほど親しみを感じる、コミュニケーションが深まると思ってしまいがいですが、じつはお客さまにとっては居心地がよくなかったり、人によっては不快感を抱いてしまうので、パーソナルスペースを守ることは大切です。

まずは、パーソナルスペースの種類と距離について知りましょう。

密接距離 

0cm~45cm

すぐそばに相手を感じる、触れようと思えば触れられる距離。

恋人、親子、家族など親密な関係だと心地よく感じる。

他人だとつよい不快感が生まれるので注意!

固体距離

45cm~120cm

お互いが手を伸ばし合えば届く、ほどよい距離。
仲のいい友達、親しい間柄なら違和感なくコミュニケーションもとりやすい距離。


社会距離

120cm~350cm

手を伸ばしても相手に触れられない距離。

あらたまった場、会社、あまり親しくない間柄などでとられることが多い。

公衆距離

350cm以上


講義、講演会などで、例えば「話す側と聞く側」など、ある程度の上下関係がある場合にとられる。
お互いに表情や雰囲気を確認しながら話せる、聞ける距離。

いかがでしたか?

読んでおわかりの通り、食品販売員とお客さまのあいだの適切な距離は「社会距離」です。

常連さんや親しいお客さまとなら「固体距離」も場合によってはアリですが、お客さまの様子や反応をうかがいながら慎重にとるようにしましょう。

逆に、お客さまの方から近づいてくださったりする場合は親近感や親密感を抱いてもらっているということなので、より密なコミュニケーションをとるよう心がけてみましょうね。

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