売れない2月も売り上げが伸びる! アパレルショップの閑散期対策
こんにちは♪ジョビア アパレルブログ担当です。
2月と8月は、閑散期といわれているのはご存知でしょうか。
これはアパレルショップなどの小売業だけではなく、さまざまな業種に共通しています。
今回は、閑散期について解説しながら、2月の売り上げを伸ばせるレイアウトやディスプレイ、品ぞろえといった販売戦略を伝えていきます。
閑散期とは?
閑散期は集客や売り上げが伸びにくい特定の時期をさし、それが2月と8月にあたります。
そして、2月が売れないとされる理由はおもに、年末年始の出費が大きく関係しているのです。
お歳暮やクリスマス、忘年会、年越し、年明けの初売りと冬のバーゲンセールなど、出費が重なってしまいます。
また、気温が低い2月は冬物衣料を着用し、春物を購入する気になれないといった実情も。
梅原商品の打ち出しを
気温が低い日が続く2月は、梅春商品の打ち出しが必須。
梅春商品とは、春らしい色使いと防寒性を考慮した素材を使用するなど、実用的な春商材をさします。
売れる商品
春らしい色合いの中綿入りコートやブルゾン、ライナー付きコートなど、ニーズとともに実用性の高い商品はメインディスプレイに使用します。
通勤ニーズには、ストレッチ素材のジャケットやセットアップ、白やストライププリントのシャツブラウスを。
裏毛パーカーやスウェットアイテム、ストレッチデニム商材は、カジュアルニーズのお客さまに向けて展開しましょう。
IPも大切
IPはアイテムプレゼンテーションの略で、アイテムでカテゴライズした陳列方法。
防寒性に優れた着回しの効くアウター、すぐに使える裏地付きスカートとパンツ、袖付きワンピースもシリーズでまとめて展開して。
さいごに
出かける機会が少ないコロナ禍では、部屋着と兼用できるアイテムも売れます。
そして、その日の客層に合わせたレイアウト調整も欠かせません。
『すぐに着たくなる』・『実用的』な品ぞろえと陳列方法を徹底して、2月の売り上げを伸ばしていきたいですね。