繰り返さない!広げない!食中毒からお客さまを守る食品販売員になりましょう
こんにちは、ジョビアフードブログ担当です。
連日のニュースでもよくご存知でしょうが…
惣菜店のポテトサラダが原因による腸管出血性大腸菌O157の集団食中毒で、幼い女の子が亡くなってしまいました。
ご家族の悲しみを思うといたたまれないきもちになります。
そして、食品販売員としては「予防する方法はなかったのか、感染拡大を食い止める方法はなかったのか」ということについて深く考え込んでしまいます。
このブログではつねづね「食品を扱うということ」「食品販売員の責任」について触れてきましたが、今回は食品販売員が食中毒予防で常にけっして忘れてはいけないことについてお話します。
■食中毒からお客さまを守るいちばんの方法は「衛生管理の徹底」
お客さまはいろんな場所から、さまざまな場所を経由して来店されます。
不特定多数の人が出入りし、取り扱う商品が直接口にするものということからも、食品販売は食中毒とある意味隣りあわせといってもおおげさではありません。
・入念な手洗い、除菌
・じぶん自身はもちろん店舗、商品、備品を清潔に保つ
・異常や異変がないかつねにチェックする、気になることがあればすぐ対応する
・マニュアルや衛生ルールを厳守する
以上を徹底し、また後輩や新人に正しく指導することで食の安全をキープできます。
とくに手洗い、除菌は「食中毒の菌を持ち込ませない、増やさない、広げない」という意味でも効果的なので、ただしい洗い方、除菌剤のただしい使用法を守りこまめにしっかりと行うようにしましょう。
■マニュアルの理解、管理をいまいちど徹底する
今回、O157の集団感染者がでた惣菜店では、通常誰にでもわかりいつでも確認できる場所に保管するべきはずのマニュアルを紛失していたという報道があります。
店舗にマニュアルがないということはもちろん、マニュアルをおろそかに扱うという責任感のなさやいい加減さが感染拡大につながったともいえます。
この機会にマニュアルの場所や内容の再確認するようにしましょう。
また、これはあってはならないことですが、
「この方法でも大丈夫」
「こうするともっとかんたんだし、はやくできる」
などと、マニュアルにない方法やマニュアルの手順をかんたんにした方法が、先輩から後輩に伝わるなどのかたちで店舗の独自ルールになってしまっている…ということもあります。
マニュアルの再確認、マニュアルをおろそかにしていないかの再チェックもぜひ行ってください。
いかがでしたか?
食中毒や衛生管理に関しては、過去に以下の記事があります。
お客さま、そしてじぶんを食中毒の危険から守る!食品販売員が徹底したい予防法とは?
ついにまたあのシーズンが…徹底要注意!食品販売員の「ノロウイルス対策」
ぜひ読み返してみてくださいね。