あなたは大丈夫?!食品販売員がついつかいがちな「間違った日本語」
こんにちは、ジョビアのフードブログ担当です!
ちょっと前のエピソードですが…
結婚している友人の家に遊びにいったときのことです。
小学校1年生の友人の子に「宿題おしえて~!」とせがまれたので、(ここはひとつ、いいところを見せよう)と張りきって教えていたら…とある漢字の書き順を間違えていたのを、その子に思いっきり指摘されてしまいました。
「もういい、やっぱじぶんでやる…」と言われ、面目なかったのと…
思い込みってこわいなぁ、とちょっぴり反省でした。
さて、今回はそんな思い込み的な「間違った日本語」についてのお話です。
日常的に、そして接客でついついつかいがちなことばのなかに、じつは間違った言い回しがたくさんあったりします。
さぁ、あなたの日本語は大丈夫でしょうか?
■「○○の方(ほう)」
「こちらの方でよろしいでしょうか?」
「ビニール袋の方、何枚ご入り用ですか?」
という感じで、ついつい言いがちだったり、あちこちでよく耳にするのも多かったりしますが、じつは「方」はまったく不要です。
ていねいなようで不自然ですし、なにかとあいまいになってしまいます。
正しくは、
「こちらでよろしいでしょうか?」
「ビニール袋は何枚ご入用ですか?」
です。
あいまいさがなくなり、お客様に伝わりやすくなります。
■「○○なこと、○○なかたち」
「包装には5分ほどお時間いただくことになります」
「こちらは在庫を取り寄せるかたちになります」
一見ならぬ一聴、とてもていねいな感じがしませんか?
でもどちらもじつは間違っています。
「包装には5分ほどお時間いただきます」
「こちらは在庫を取り寄せいたします」
伝えたいことが簡潔になり、わかりやすくなりますよね?
言い切り型になるため、信頼感や誠実さが増すといううれしい効果もあります。
いかがでしたか?
(あ、ふつうにつかっちゃっていた…)とハッとした人もいるかもしれませんね。
口にする、耳にするだけだと違和感ないことばでも、こうして改めて文章としてみると(あ、なんか変…?)と気づきやすかったりしませんか?
お客様に(ん?)と思われたり、いつかどこかで恥をかかないよう、ぜひ正しい日本語をしっかり身につけていきましょうね。