お客さまに好かれるアパレル販売員になるテクニック「ミラーリング効果」とは?
こんにちは、ジョビアアパレルブログ担当です!
スッピンで、ゆるっとした恰好で…
テレビを観ながら笑っている時って、なにげに至福だったりします。
お笑い全般がすきなのですが、ものまね番組がだいすき!
やっていると必ず観ちゃいます。
本人かと思うくらい完璧な歌マネはもちろん、おふざけ系のひたすら笑えるものまねもツボにはまるんですよね。
大御所のコロッケさんとか、こっそりファンだったりします(笑)
なんと芸歴37年なんですって、すごすぎますよね!
さて、今回はお客さまの「真似」をするだけで親近感、好感をもってもらえるというお話です。
(???)
と思われたかもしれませんが、これは「ミラーリング効果」といい、心理学に基づいたテクニックなので効果も実証済み!
誰でもかんたんにできますからアパレル販売員必見ですよ。
■ミラーリング効果の基本は「観察」と「同調」
ミラーリングのミラーは「鏡」のことです。
じぶんが鏡になったつもりで相手(お客さま)のしぐさ、表情などをさりげなく真似します。
ただし、真似といっても、ものまねをするのではありません。
・お客さまをよく観察し、特徴やクセ、心理状態(緊張している、リラックスしている、喜んでいる、不満、など…)を把握する
・把握しながら、お客さまのテンション、テンポに合わせて会話をする
・うなずくタイミング、うなずきかた(大きくか小さくか、ふかく少なくか細かく何度もか、など…)を合わせる
以上が基本です。
■なぜ「真似」をすると親近感、好感をもってもらえるの?
まず、テンションやテンポを合わせることで、お客さまにストレスを与えず、リラックスしていただけます。
人はじぶんと違う人には苦手意識や嫌悪感を抱きがちです。
逆にじぶんと似たものや同じものを感じたり、いっしょにいてストレスが少なく居心地がいいと思う人には親近感や好感をもちます。
その心理を活かしたテクニックが「ミラーリング効果」なのです。
■お客さまの「喜怒哀楽」を真似すると思わぬ発見が!
お客さまをさりげなく真似しながら接客をすると、会話がスムーズになり親密度が増すのを実感するはずです。
さらに「喜怒哀楽」も真似してみましょう。
お客さまが笑ったらじぶんも笑う。
お客さまがよろこんだら、じぶんも同じくらいよろこぶ。
お客さまが悩んでいるときは、他人事ではなくいっしょに悩んでみる…といった感じです。
例えば、お客さまが「…どうしようかな」と首をかしげたタイミングで、じぶんも同じくらいの角度で首をかしげてながら見守ると(この店員さんは真剣に考えてくれている)と感じてもらえますし、真似をすることでお客さまの真意も理解しやすくなります。
いかがでしたか?
ミラーリング効果は恋愛でよくつかわれるテクニックでもあります。
デートのとき、相手が飲みものを飲むタイミングでじぶんも飲んだり、うなずくタイミングや声のトーンを合わせることで親密なムードが生まれつつ、共感や信頼を得られるからなんですね。
「類友」「似たもの夫婦」という言葉があるように、人は自分と似ている部分や共通点が多い人を好きになります。
ミラーリング効果を接客に取り入れて、お客さまのハートをギュッとつかんでくださいね。