アパレル販売員が接客で使える 秋冬素材のメリットとデメリット

ウール
こんにちは♪ジョビア アパレルブログ担当です!
接客では商品説明やコーディネート提案を行いますが、その際に欠かせないのが素材知識。
やはり、素材にまつわる情報はアパレル販売員として把握しておきたいですよね。
そこで今回は、秋冬シーズンに多用される素材を中心にそれぞれのメリットやデメリットを解説していきます。

ウール(羊毛)

保温性とともに伸縮性と弾力性にも優れているウールは、ニットやコート、ジャケットなど、さまざまなアイテムに採用されています。
また、シワや型くずれしにくいなど、実用性の高さも特徴的。
反面、摩擦と水濡れに弱いため、毛玉になりやすく縮みやすいといったデメリットも。
洗濯やお手入れ方法、着用時の注意点は、必ずお客さまに伝えなければいけません。

アクリル

アクリルはウールと同様にシワになりにくく、やわらかな手触りと保温性に優れた合成繊維。
発色性にも優れていることから、秋冬のビビットカラーアイテムにも使用されています。
アクリルも摩擦に弱く毛玉になりやすい、静電気が起こりやすいといったデメリットがあります。

ポリエステル

ポリエステルは、三大合成繊維(※)のひとつで、シーズンを問わずさまざまなアイテムに採用されています。
丈夫でシワになりにくく、洗濯やお手入れも簡単なのでデイリー使いに最適。
※ 三大合成繊維=ナイロン・アクリル・ポリエステル
水濡れに強い分、吸湿性が低いため、どちらかというと秋冬シーズンに適した素材です。

コットン(綿)

コットンは春夏シーズンに多用される素材ですが、秋冬もTシャツやカットソー、シャツブラウスに使用されています。
肌ざわりがよく吸湿性に優れているため、肌が弱い方にも安心しておすすめできます。
反面、紫外線や経年によって変色しやすい、水洗いの際に縮みやすいといったデメリットが。

お客さまに必要な情報を惜しみなく提供しましょう

接客では、素材のメリットだけではなくデメリットも伝えることが大切。
洗濯方法やお手入れに関する豆知識など、お客さまに喜ばれる情報も忘れずに提供してくださいね。

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