カリスマ試食販売員がこっそり教える「試食が増える、売れるコツ」

こんにちは、ジョビアフードブログ担当です

すっかり秋めいてきましたね
秋といえば、やはり!食欲の秋
おいしいものについつい手が伸びてしまうのが悩みです
贅沢な悩みですけどね(笑

悩みといえば…

試食数や販売数が伸びないことに悩む試食販売員さんもいるのでは?


そこで今回は、試食数販売数の実績はもちろん指名をいただくことも多いわたしが、いままで秘密にしていた試食販売のコツをこっそりお話します


■もっと食べたくなる!欲しくなる試食は「少なめ」が

料理はたっぷり盛ってあると、よりおいしそうに見えるものです
でも試食販売においてはじつは逆なことをご存知ですか
なぜなら、お客さまは食品売り場へは食事目的ではなく、買い物目的でいらっしゃるからです。

「おいしそう」というよりも「ちょっと食べてみたい」という興味をそそると試食数が伸びますし、伴って販売数も伸びます。

試食の量ですが、きもち少なめにしましょう。

目安としてはパッと見て(す、少ない…)と思う量ではなく、(なんとなく少ないかな?)と思うくらいの量です。

少なめだと抵抗なく手を伸ばしやすいですし、食べおわったときに(もっと食べたい)とつよく感じてもらえるからです。

ただし、やや少なめで盛りつけが適当だったり雑だと、残りものっぽくてまったくおいしく見えません
「少なめだからこそ丁寧」にを心がけましょ

■アイス、スイーツ、飲料は「冷えている」ことが大

溶けかけのアイス、ぬるいジュースほどがっかりしてしまうものはありませんよね?

食感やおいしさをそこなわないためにも、冷たいうちに食べてもらうことは鉄則です。
アイスやスイーツ、飲料の試食はトレーの上にいくつかダミー的にだしておいて、立ち止まったお客さまには「こちらをどうぞ」と手早く用意した冷えたものを差し出すと、おいしいうえに気遣いが伝わります。

この試食テクは手早さが命ですから(とくにアイス、スイーツ)家での練習がおすすめです。

■ホットプレートの調理系は味や具のばらつきに注意

ホットプレートを使用する試食は試食販売員にとっては難易度がやや高く、また準備や片付けが大変なので敬遠しがちです。

でも、

・つくりたてを食べていただける

・香りが広がって興味をもってもらいやす

・作りかたやコツなどをその場でお見せできるので会話がはずみやすい

というメリットあるんですよ。

先ほどのアイスなどと同様に温度が大事ですから、あたたかいうちに食べてもらうことはもちろん焼き加減や具、ソースなどがばらつかないよう注意しましょう
ばらつきがあると、あるお客さまは「味がうすい」と感じ、べつのお客さまは「濃い」と感じてしまったりしますし、具やソースが少ないと満足度が少なく(もっと食べたい)(また食べたい)という気持ちが薄れてしまいます。

■お店や地域のこと、じぶんがどこから来たかなどを会話に織り交ぜ

試食や商品をすすめながらお店や地域をさりげなく褒めたり、「きょうは○○から来たんですよ」などと話すと、

「お昼ごはん食べるならフードコートの△△っていうお店がおいしいわよ」

「あら、わたしもそこに住んでたわよー」

なんて思わぬ話が盛りあがり、「じゃあひとついただくわ」と買っていただけることは、ずばり多いです。

お客さまと楽しげに話していると人がどんどん集まりやすくなるという効果もあるので、会話は楽しむようにしましょう

いかがでしたか

おいしいものをおいしく食べていただく
冷たいものは冷たく、暖かいものはあたたかいうちにという気遣いはやはりよろこばれます。
そしてなによりいちばんは会話
ぜひ積極的にとり入れて、あなたもカリスマ試食販売員を目指してくださいね。

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