テーマパークの清掃キャストに学ぶ!お客様に好印象の「服のたたみ直し方」
こんにちは、ジョビアアパレルブログ担当です。
先日、友人とたまたま休みが合ったので、ディズニーランドに行きました。
すさまじい暑さでしたが…
楽しさの方が上回り、時間もあっという間!
「夢の国」とはよく言ったものだなぁと改めて感心してしまいました。
そして、いつ行っても感心を通り越し感動してしまうのが園内のきれいさ!
いつも笑顔を絶やさない、どころかすばらしいパフォーマンスまで見せてくれつつ園内をピカピカにしてくれる清掃キャストさんのおかげだと心より感謝です。
さて、アパレル販売員のみなさんにとって「きれいをキープする」といえば、服をたたみなおすことではないでしょうか?
お客さまにとって見やすく買いやすい空間をつくるためにとても大事な作業ですが、ひとつ間違えると逆に居心地のわるい空間になってしまうことも…
今回は服をたたみ直す際に気をつけたいことについてのお話です。
■お客さまが戻された服をせかせかとたたみ直すのはNG!
お客さまがいったん手にされたものの戻された服、また試着後に戻された服をそのまま放置するのは、売り場が乱雑になってしまうのでNGです。
しかし、戻されてすぐにせかせかとたたみ直すのは、じつはもっとNG!
お客さまに余計なプレッシャーを与えてしまいますし、(えっ?あれこれ見て買わないから…嫌な客だと思われてる?)(一応ていねいにたたんで戻したつもりなんだけど…)と、もやっとさせてしまうことも…。
もちろん、たたみ直すのは大事なことです。
では、なにが間違いかというと「せかせか」とたたみ直すこと!
・お客さまが色やサイズ違いで商品をチェックされている際、戻されるたびに即たたみ直す
・たたみ直しているときの表情が無表情、もしくは険しい
・たたむ動作、戻す動作がバタバタせわしない、もしくはどこか乱暴
この記事を読んでいるアパレル販売員さんは、心あたりはまずないと思いますが…
うっすらとでもあてはまると、お客さまにおおきな不快感を与えてしまいますから絶対に気をつけましょう。
■「せかせか」を「キビキビ」に変えるのは笑顔とていねいさ!
とはいえ、売り場の美はキープしなくてはいけません。
売り場だけでなく、はやめにたたみ直して並べ直すのは、商品のよい状態をキープする意味でも大切です。
そこで、
・たたみ直していることを極力お客さまに気づかれないよう、さりげなくそっと手早くたたむ
・笑顔でたのしそうに、(お客さまの来店、商品に興味をもってもらったことを)うれしそうにたたむ
・おおげさではなく、指先や手をなるべくちいさく動かしてたたむ
・商品をていねいに扱う、たたみ終わり棚に戻すときはきもちゆっくりめに!
以上を心がけるようにしましょう。
しぜんに「キビキビ」とした、きもちのよい印象になりますよ。
いかがでしたか?
もしディズニーランドで…
うっかりゴミを落としてしまった瞬間、清掃キャストが険しい顔でせかせかと片づけたら?
申し訳なさ、息苦しさを感じてしまいませんか?
笑顔でしぜんにきれいにするのが、清掃キャストのおもてなしの心!
アパレル販売員もおもてなしの心と思いやりを忘れず、売り場の美をキープしましょうね。