試食販売は声だしが命!フレーズは長・短を上手につかいわけましょう
こんにちは、ジョビアフードブログ担当です!
よく行く魚屋さんがあるのですが、特徴のあるダミ声で気さくに「まいど!」と声をかけてくれたと思ったら、「らっしゃいらっしゃい、きょうはさんまがやすいよやすいよご利用ご利用…」と常に呼び込み&アピール、ちょっとした名物にもなっています。
(のどがとても丈夫なんだろうな、すごいな)と尊敬すると同時に、(この声が長年魚を売り続けてきたことの証なんだなぁ)とも思います、ずっと元気でがんばってほしいです。
さて、今回はそんな「声だし」に関するお話です。
さっそくですが、試食販売は声だしが「命」です。
■声だしが大事な理由と、声だしが苦手な人が多い理由
声が小さかったり、また声だしが少ないと、試食をしているということやお得であるということがお客様に伝わりません。
お店の担当者からはやる気がないと判断されてしまうことも…
せっかく一生けんめいがんばっていても、そんなことでソンしてしまったら残念ですよね?
ところで、あなたはいつもどんな風に声だしをしていますか?
例えば、
「いらっしゃいませ!ただいま、新発売の○○の試食会を行っております!新感覚、新食感のおいしさです!本日たいへんお買い得になっております!お買い上げのお客様には△△をプレゼントしておりますので、ぜひお試しください!」
と、すべてイッキに言い続けるのは正直とても大変ですよね?
朝だと声などの調子がイマイチで噛んでしまったり…
ずっと連呼していると疲れてしまいますし、なによりのどを痛めてしまいます。
それが理由で声だしを苦手としている販売員も決して少なくはありません。
■長いフレーズと短いフレーズをじょうずにつかいわける!
そこで!
さきほどのような長いフレーズは、お客様が少ないときだけにしてみましょう。
お店全体や売り場にお客様が少ないときの活気づけにもなりますし、姿のみえないお客様やちょうどコーナーにさしかかったお客様に、(あら?なにかやってるわ?)と気づいていただく、知っていただくことができます。
逆にお客様が多いときは、
「新発売!○○の試食会です!」
「たいへんお買い得です!ぜひご利用ください!」
「ご好評いただいておりますが本日限りです!」
と、短いフレーズをつなげます。
あえて短く区切ることで、試食や商品に興味をもってくださったお客様に瞬時に対応することができます。
そして何より、効果的なフレーズを繰り返すことで「新発売」「お得」「人気」ということを強烈に印象づけることができるのです。
いかがでしたか?
ピンときた方もいるのではないでしょうか?
そう「選挙カー」です!
選挙カーがひたすら長々と候補者の説明や主張をしていたら?
その主張がいくらよくても、何党の誰かがわかりませんよね?
逆に名前や政党名の連呼だけだと、人柄や主張がわからず参考にならないどころか、ただうるさく感じてしまったりするものです。
状況に合わせてのフレーズの使い分け、ぜひ試してみてくださいね。