試食販売員=シェフ?!調理を伴う試食販売のコツは「気遣い」と「手際」

こんにちは、ジョビアフードブログ担当です!

飲食店ではテーブル席よりカウンター席がすきです。

とくにカフェなどのオープンキッチンがだいすき!

テキパキとした動きや真剣な表情、スタッフ同士の連携はかっこよく見とれるほどです。

よい食材をていねいかつ素早く調理し、ベストな状態で提供するプロの技あってこそのおいしさなのだなとつくづく尊敬、そしてありがたいきもちになります。

さて、今回はそんな「ベストな状態」を、試食販売でも大事にするテクニックについてのお話です。

ホットプレートなどを使用した調理を伴う試食販売で役立つコツをご紹介します!

■効率を重視しすぎるとおいしさがおろそかに・・・

試食販売をしているとついつい、試食してもらいやすさだったり、時間や手間を省くためにいちどにたくさん皿やカップに盛りつけてトレーにたくさん並べ、どんどん配るスタイルになりがちだったりしませんか?

効率的ではありますが、熱いうちがおいしいものが冷めてしまうと「のこりもの」っぽい感じになってしまったり、冷たい状態でこそおいしいものがぬるくなると味がぼやけてしまったりするので、じつはおすすめできない方法です。

■試食も料理、おいしいものをおいしい状態で提供!

かといって試食台やトレーがガラガラというのはさみしくお客様も近づきにくくなってしまうので、ある程度は並べておきます。

お客様には「こちらのできたてをぜひ!」と、ホットプレートから取り分けたものをお渡しすればおいしく試食していただけ、お客様はちょっとした気遣いがうれしく感じられるものです。

しかし、このテクニックは難易度がやや高いです。

モタモタしていればお客様は去ってしまいますし、お客様が見ている前でちょうどよい量をきれいに盛りつけるのは意外と難しいからです。

手際のよさ、そして盛りつけている数秒間も笑顔をたやさず、ちょっとした会話や商品の説明をおろそかにしないコミュニケーション力も必要になります。

100均などでプラスチックの小皿を用意し練習をしてみる、日頃からコミュ力や会話力を鍛えるのがおすすめです。

いかがでしたか?

調理が伴う試食販売は「難しい」「準備や片づけが大変」と構えてしまったり、なかには敬遠する人もいます。

しかし、たとえただ温めるだけでも「おいしい!」と言ってもらえたり笑顔になっていただけるとちょっとしたシェフ気分でうれしく、やりがいが感じられるものです。

あくまでメインは販売ですが、「お客様においしいものをおいしい状態で召しあがっていただく」ことも大事にし、工夫したいですね!

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