食品販売員がお客さまの気分を「すぐに、正確に」見抜く方法

こんにちは、ジョビアフードブログ担当です

通勤中はいろいろな出来事があるものです

先日、疲れてクタクタの状態で帰りのバスに乗っていたところ&hellip

隣に座ったおばあちゃんに、ずっと話しかけられて大変でした

とてもおしゃべり好きなうえに早口、しかも話題がどんどん飛ぶので相づちを打つのも一苦労、態度にこそ出しませんでしたが正直疲労倍増でした

この話を同僚にしたら&hellip

「話しかけやすいオーラがでてたんじゃない?わたしは疲れてるときとか話したくない相手には『話しかけないでオーラ』をだすから、滅多にそういうことはないよ」と言われ、なるほど!と思いました

時と場合に応じてオーラを使い分けられるよう練習したいです(笑

さて、食品販売員のみなさん

お客さまには、「お声がけしやすい人」と「お声がけしづらい人」がいるものです。

それを分けるのはなんだと思いますか?

じつは、お客さまの雰囲気や性格ではありません。

お客さまのそのときの「気分」が、それこそオーラのようになるのです。

今回は効果的に接客をするための、お客さまの「気分を察し方」ご紹介します。

■ 「声をかけられたくない」「いまは声をかけないで」のサインは?

まずは、声をかけられたくないお客さまの特徴です。

・「いらっしゃいませ」とあいさつをしても無反応

・入店時からいちども目が合わない

・ 店内をせわしなく動き回る

・商品の前で視線をキョロキョロ激しく動かす

以上がわかりやすい特徴です。

無反応なお客さまは、あまり人と話したくない気分か、もともと積極的なコミュニケーションを望んでない場合がほとんどです。

だからといって、こちらもそっけなく…というのはおおきな誤り!

わからないことや困ったことは遠慮なく聞いてもらえるよう、こころのこもったあいさつを心がけましょう。

やや落ち着きのないお客さまはお目当てのものがないか、迷われているかのどちらかです。

お客さまの動きや視線が止まりかけた瞬間を見計らってお声がけすると、(ちょうどよかった!)と思っていただけますよ。

「声をかけたい」「声をかけてほしい」のサインは?

・表情や身振りがおおきい

・ちらちらとこちらを見ている

・視線があちこちに動かない

・財布を手にしている、もしくは財布をかばんから出した

以上が、ずばり「声をかけてほしい人」の特徴です。

表情や身振りがおおきいお客さまは、コミュニケーション力が高いだけでなく、お店や商品をとても気に入っていることが多いので、こちらも積極的にアピールするようにしましょう。

こちらを見ているお客さまがいたら、どんなに忙しくてもまず視線を合わせ笑顔でうなづきましょう。

(気づいてくれた)(気にかけてくれている)と、お客さまもうれしく、安心します。

視線が定まっているお客さまや財布を手にしているお客さまは、目的がはっきりしているかはっきりしたかのどちらかなので、「お決まりですか?」と、具体的なお声がけをしましょう。

いかがでしたか?

よく、「お客さまにどのタイミングで、どのようにお声がけをしていいかわからない」という相談をされますが、「お客さまがどんな人か、なにをお望みか、お望みに対してどのように応えるか」ということを察しながら考えれば、よほどでない限り無視されたり嫌がられたりはしません。

ただやみくもにお声がけをするのではなく、ひとりひとりに合わせた「おもてなし」をしましょうね。

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