食品販売員に必須! 食中毒を未然に防ぐ3原則を知ろう
こんにちは♪ジョビア フードブログ担当です!
気温や湿度が上昇する5~6月は食中毒が起こりやすい時期といわれ、各地域からは食中毒の予防策が公開されています。
もちろん各食品売り場では安全な商品が提供されていますが、食べものを取り扱ううえで食中毒にまつわる知識が不可欠。
今回は、食中毒を未然に防ぐための3原則について解説しましょう。
菌をつけない
食中毒を起こさないためには、第一に『菌をつけない清潔な環境づくり』が大切!
手・調理器具・商品を盛り付ける容器・ガラスケースなどは、常に清潔にしておく必要があります。
調理器具や商品用の容器は洗剤で充分に洗いすすいだのち、熱湯で消毒し完全に乾いた状態で使用しましょう。
手は手のひらや指の間、爪の先、手首もしっかりと洗いすすいだら、清潔なタオルがペーパータオルで水分を拭きとります。
ガラスケースは、食品にも使用可能なアルコールスプレーを活用するのがおすすめです。
菌を増やさない
食品の常温保存は菌を増殖させてしまうため、商品はスピーディーに冷蔵庫か冷凍庫に保管します。
また、気温が上昇する季節は冷蔵庫の温度も上がりやすくなります。
冷蔵庫と冷凍庫の扉は過度に開閉しない、食品を詰め込みすぎないといった配慮も大切です。
加熱殺菌する
梅雨シーズンはとくに加熱殺菌を心がけてください。
これは調理器具だけではなく、保存していた食品は中心部分までしっかりと加熱してから食べるようにします。
また、冷蔵と冷凍では殺菌効果が期待できないこと、加熱殺菌は中心温度が85~90度で90秒以上が推奨されていることを知っておきましょう。
さいごに
これらは食品販売員にとって欠かせない知識のひとつ。
売り場のスタッフ全員で取り組み、商品をお買い上げいただいたお客さまには「本日中にお召し上がりください」・「保存は冷蔵庫でお願いいたします」など、ちょっとしたお声がけもおすすめです。
さまざまな知識と情報を共有しつつ、清潔で安全な売り場づくりをめざしてくださいね。